みなさまこんにちは!管理人の古谷です。

少し間が空いてしまいましたが、5/18(土)に開催させていただきました2周年記念イベントのご報告 【音楽ライブ編】を書かせていただきます。(追って【展示編】もアップしますね!)

【食堂編】はコチラ


昨年、住人たちの発案で始まったこの音楽ライブ。kashiwayaにとって身近なみなさんに出演していただくのですが、呼びかけてみると案外、楽器をやってる人とか歌うことが好きな人、実はバンドをやってた!なんて人が身近に隠れているものなのですね。

演奏していただく場所が"吹き抜けのある廊下"っていうところが、良く言えばアットホームなんですが(汗)、演奏者の皆さんにとってはやりづらかっただろうなと思います(汗汗)。

そんな環境下でも快く出演してくださった4組のライブの様子をご紹介!

1組目:【チャオ・アミーゴ】のみなさん

あたたかくて優しい語り口からスタート。一気に引き込まれました。

さまざまな形状のハーモニカから奏でられる温もり溢れる音色にホッコリ

kashiwayaの住人さんのお友達で楢葉ご出身のIさんが所属されている、ハーモニカ・ギター・ウクレレ・キーボードで構成された総勢12名のバンドさんです。

とてもとても優しい、穏やかリズムが吹き抜けに響き渡り、建物中がホッコリとした空気に包まれました。会場からは自然と手拍子が湧き上がったり、一緒に歌を歌ったりして、日常生活の中ではなかなか味わうことのできない優しい時間を共有できたような気がします。音楽の力ってすごいですね。

楢葉中学校の先生でいらした方も所属されていて、「先生が演奏されると聞いて来ました」というご近所さんや、「えっ!なんで先生が居るの!?」とびっくりされた教え子さんもいました。このような再会の機会となれたことも、イベントを開催して嬉しかったことの一つです。

 

2組目:【くわちゃんず】のふたり

天使みたいに可愛らしいふたり

kashiwayaの部活動のひとつ「ファッション部」で出会った、元住人でボーカルのくわちゃんと、県外から度々遊びに来てくれるピアノ担当のゆうかさんです。

出演依頼をしたのが直前だったこともあり、1曲だけ『ひこうき雲』を演奏してくれました。緊張しながらも心を込めて演奏してくれたふたりの空気感と、くわちゃんの声のまっすぐさに、なんだか会場中が「キュンっ」となってしまいました。

管理人としては、kashiwayaがきっかけで仲良くなった2人が一緒に演奏する日が来るなんて、しみじみと嬉しい気持ちでした。

 

3組目:【NOAIUNION】のみなさん

左から、ボーカルの牧之原さん、ギター・ボーカルの松本さん、右に鎮座されているのは正体不明?知る人ぞ知る天狗さん

YouTube「ナラハチャンネル」をきっかけに結成されたバンド。

チャンネル内のラジオで演奏された『波』という曲が素晴らしく、ぜひイベントにて演奏していただきたいという希望が叶いました。

しっとりと歌い上げる、牧之原さんの母性溢れる歌声と、"波"という存在へ向けた歌詞に、会場のお母さんたちの目には涙が。それを見て私も感極まってしまいました。

他にも『上繁謳歌(かみしげおうか)』などの楢葉の地名を題材にしたオリジナル曲などを演奏していただき、最後は天狗さんの鼻が折れるというハプニングで会場中の笑いをしっかりさらっていかれました。

 

4組目:【かただ 新一グループ】のみなさん

左からコントラバス、テナーサックス、ドラムス

ピアノ。とってもクールでかっこ良くて、惚れ惚れ・・・

ジャズライブ特有の、阿吽の呼吸

kashiwayamのご近所さんで、日頃からお世話になっている高橋さんがコントラバスを務める、ものすごくお洒落でかっこいいジャズバンド。昨年に引き続き、大トリを飾っていただきました。こんなにしっとりとした大人な音楽を、kashiwayaで生で聴かせていただくことができるなんて!ジャズライブ特有のアドリブや、各パートのソロ演奏に、来場者さんも息を呑んで聴き入っていらっしゃったと思います。

 

最後に:【合唱『カントリーロード』】

狭い空間にひしめき合って、演奏、合唱!

今年も、みんなで何か一曲、演奏&合唱しよう!ということで、『カントリーロード』(映画『耳をすませば』バージョン)を1ヶ月ほど前から住人たちと練習してきました。演奏は引き続きかただ新一グループのみなさんにご協力いただき、元住人のくわちゃんのソロ歌唱からスタート。後半は来場者さんも一緒になって歌いました。歌が上手くなくたって、一緒に一つの音楽に参加するだけで、なんだかとても一体となれたような幸せな気持ちになるんですね。この2周年イベントの開催時には、まだ入居したばかりの住人さんも多かったのですが、合唱の事前練習をしているうちに人柄が垣間見えたり、どんどん仲良くなっていくことができたのも、音楽の力によるものだなあと思います。カントリーロードの和訳の歌詞の中では、1人で生きることにめげそうになりながらも「あの町」を想って歩いていく、というようなストーリーが描かれていますが、楢葉町で過ごした日々が、誰かの励ましになっていたりするといいな、などと、管理人としては願ってしまいました。


普段は生活の舞台であるシェアハウスに、生の演奏が響き渡ると、非日常な高揚感に包まれます。音楽がある家っていいなぁ・・・。今後も周年イベントでは音楽ライブを開催することが通例になりそうです。

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