2024.11.10
シェアハウスの住人がkashiwayaを飛び出した!様々なテーマで地域の方々とおしゃべり。その一幕をお届けします!
今回のテーマは「暮れ市」。木戸や竜田で年の暮れに開催されていたという暮れ市にワクワクを感じたkashiwaya住人やその仲間たちが当時を知る楢葉のご近所さんたちの話を聞きに行きました。何十年も前の話をみんな頭を捻りながら思い返してくれました。
<暮れ市とは>
昭和30年代まで木戸や竜田で行われていた年末の定期市です。竜田は12月25日、木戸は12月26日に当時は開催され、主に町外から行商が来て店を出していました。(「楢葉町の民俗 暮らしの足あと」参照)
今回のテーマは「暮れ市」。木戸や竜田で年の暮れに開催されていたという暮れ市にワクワクを感じたkashiwaya住人やその仲間たちが当時を知る楢葉のご近所さんたちの話を聞きに行きました。何十年も前の話をみんな頭を捻りながら思い返してくれました。
<暮れ市とは>
昭和30年代まで木戸や竜田で行われていた年末の定期市です。竜田は12月25日、木戸は12月26日に当時は開催され、主に町外から行商が来て店を出していました。(「楢葉町の民俗 暮らしの足あと」参照)
◉ご近所さんにお聞きした話
Hさんのお話
親と行ったな。お小遣いをもらって飴玉を買った。正月飾りや生活の中の必需品を買い換えるタイミングが暮れ市だった。インチキな商品もあったな。喜んでスーツなんか買ったら、雨ですぐ縮んでしまったり(笑)
K・Kさんのお話
以前は木戸の各家の前には塀がなくて。家の前を行商が借りて、ゴザを引いて物を売ってた。うちは毎年せともの屋さんが来て、家の前を借りてたよ。お礼にお皿とかを毎年置いていってね。
Kさんのお話
なんで暮れ市やらなくなったんだろうね。苦労しなくても色々手に入る時代になったからかな。
◉話を聞いてみて
長谷川さんの感想
新年に備えて神前のお供え物や衣類等日用品を新調する、厳かな雰囲気のイベントであると理解しました。陳列される商品は木製品の物が多くを占めるなど、現代からは想像し難いレトロな雰囲気に満ちていたとの事でした。そんな古き良き時代の1ページを少しでも現代に甦らせられるとしたら。ロマンを感じずにはいられませんでした。
朋子さんの感想
今は、いつでも、どこでも、なんでも、いくらでも手に入る。やる必要はあるかい?暮れ市をやる意味、そこには「もの」だけじゃなくて他の何かがあったのだろうか?当時の話を聞いていると、「隣組」や「無尽」など、今はない、濃い人間同士のかかわりが見えてくる。
うさちゃんの感想
暮市→お祭り?→楽しそう!という第一印象でしたが、色々とお話を聞いているうちに生活に必要な物を揃える大切な催しだったことがわかってきました。想い出は人それぞれ。当時の雰囲気をもっと知っていきたいです。