11/3楢葉町の「まざらっせ」にて開催された『ならはの暮らしとクラフトマルシェProduced by Creema』に、クラフトクラブのブースを出させていただきました!

------今回出品したのは以下の4作品------

 

・「葛(クズ)」のアクセサリー
町の至るところに生えている雑草の葛。そのツルを発酵させて木戸川で洗うと、中からとても美しい繊維が抽出され、それを手で撚って編むことで制作されたアクセサリーやストラップ。「雑草が大好き!」と豪語するメンバーによる作品です。葛にも季節があり、繊維を抽出するのに適切な季節に制作することができて良かった、など、気づきの多い機会でもあったそうです。

・苔テラリウム
自然の世界を小さなガラス容器の中に再現したテラリウム。楢葉の自然が大好きで、山に出かけては石や植物を採取することを楽しんでいるメンバーによる作品です。苔マニアである彼女が嬉しそうにテラリウムを語っている姿に、来場者さんがどんどん引き込まれていました。「好き」な気持ちが伝染する瞬間を何度も目撃しました。

・コーヒー豆のアクセサリー
焙煎士で、kashiwayaのスタッフでもあるryo君の廃棄豆(さまざまな理由で、コーヒーとしては適切な味を抽出できないと判断された豆)を使用したアクセサリー。制作したのは、神奈川から足繁く楢葉町に遊びにきてくれているメンバー。遊び心たっぷりの可愛らしいアクセサリーたちは、ryoくんのコーヒーのファンである友人達にも大人気でした。

・着物の布でつくった手帳カバー
楢葉の地元の方々から譲っていただいたたくさんの着物や帯、小物類を活用して、「モノに着物を着付けする」ような感覚で制作された手帳カバー。完成品だけでなく、着物自体や帯なども展示したところ、ご自身で縫い物に使いたいという方々が次々と着物を引き継いで行ってくれました。手帳カバーのオーダーメイド(使用する布や帯をご自身で選んでいただいて制作する)のご注文もありました。


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会場はオープンの10分前から来場者さん達が並び始めて大盛況。まだまだ産声をあげたばかりのkashiwayaクラフトクラブの作家たちですが、来場者さんたちとじっくりお話しながら、素材のストーリーやものづくりの喜びを共有でき、とっても“クラフトマインド“が満たされる時間を過ごせたのではないかと思います。

全国から集まった素晴らしいハンドメイド作家さんたちに混ざって出店させていただくことができたのは、冷静になって考えるととても光栄なことで…。
前回講話を聞かせてくださったフェルティング作家の「あかころ」さんをはじめ、作家のみなさんお一人お一人が大切にされているものづくりの姿勢を、さまざまな角度から学ぶことができたのも、とても貴重な機会でした。

今回を皮切りに、ちょっとずつ販売の機会を作っていけたらと思っています!

 

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