R6年5月26日、土屋 品子復興大臣 が来館されました。

松本 幸英 楢葉町長と共に大臣をお迎えし、食堂のテーブルを囲みながら、シェアハウスと食堂 kashiwayaの立ち上げ経緯から、2年間の取り組み、今後の課題についてなどをお話しさせていただきました。

松本 幸英町長(右手前)、kashiwaya管理人、元住人、食堂スタッフ が大臣をお迎えしました。

kashiwayaが願っていることは、楢葉町に積み重ねられてきた生活史と、ここに暮らし始めた外からの風とが、相互に重なり合って営みが生まれていくこと。2年間の取り組みを経て、ささやかながら、目に見える形で現れ始めている営みをお伝えできたらと思い、kashiwaya菜園部・ファッション部の活動や、住人さんが始めようとしている「地域の古いものを守る」取り組み、食堂を通じてどのような交流が生まれてきたか、などを実物をご覧いただきながら紹介させていただきました。

国会議員になられる前には料理研究家としてご活躍されていた土屋大臣だからこそ、"まかない付き"という特徴について着目してくださり、「食は、ほんとうに人と人とを繋ぐ作用がありますよね。」とのお言葉をいただきました。

シェアハウス開業前のワークショップの様子や、kashiwaya菜園部の活動についての展示

kashiwayaファッション部の冊子をご覧いただきながら、部活動を通じて生まれた地域交流の様子をご説明

大臣が「課題に感じていることはありますか?」と問いかけてくださり、まだまだ移住者が定住できる住居の選択肢がないこと、多様な居住ニーズがある中で、現行の補助金制度ではカバーできない事例が多々あることをお伝えさせていただきました。

短い時間の意見交換ではありましたが、このような場を通じて生の声に耳を傾けていただき、今後の復興政策についての検討材料にしていただけましたら幸いです。

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