シェアハウスの住環境 | kashiwaya シェアハウスと食堂

住

元旅館をリノベーションした、開放感とプライバシーを程よく兼ね備えた住まいです。
もともと客室だった各個室は、和風の佇まいをそのままに、デスクやベッドなども配置できるよう利便性を考慮し一部フローリングにしました。
共有エリアにはいくつかの趣の異なった居場所が点在し、共同生活の中に多様なシーンを演出しています。
自分の部屋に籠もってリモートワークするもよし、シェアキッチンで人の気配を感じながら勉強するもよし。ブックラウンジで漫画談義をするもよし。住人たちが活用方法を日々編み出しています。

木の温もりが溢れる大きな吹き抜け空間は、この建物の一番の自慢でもあります。
1Fと2Fの各空間を貫く吹き抜けにより、建物のどこにいても人の気配を感じることができます。このentranceから「おーい、宅急便届いたよー」なんて呼びかけることも。

おうち食堂

常磐線の走る外の風景を見ながら食事ができるカウンター席や、開放的な北側窓の4人掛けテーブル、まかない料理人との会話が弾むL字のカウンター席など、合計20席分の空間です。かつては囲炉裏があったという落ち着いた雰囲気を活かしつつ、デザイン性を盛り込んで北欧風にアレンジしました。

住人たちの食卓であるこの「おうち食堂」は、夕飯時には地域に開いての一般営業もしています。

住人どうしのコミュニケーションの場としてだけでなく、地域の人がここへ訪れ、肩を並べて食事をしながら、自然と会話がはじまり、知り合っていく。日々の偶然性を大切にしながら、食を通じたつながりの場所へと育てていきたいと考えています。

食について

まちの縁側

kashiwayaの正面玄関に立つ、樹齢二百年にもなるシンボルツリー、その木陰を楽しむことができる縁側デッキ。住人だけでなく、ウォーキング途中のご夫婦や、お散歩中のワンコ、一服中の大工さん・・・いろいろな人がここに腰掛け、交流できる場所となっています。
かつて仮設住宅で使われていたログ材を再利用して、みんなでデッキへとDIYしました。

コミュニティ

ラウンジ

住人たちのお気に入りの本が並ぶ本棚。その人の興味関心や好きな世界が、並んだ背表紙から伝わってきます。最年長の住人が、20代の住人から漫画を借りてハマっちゃうなんてこともあります。

まかない付きのシェアハウスではありますが、住人たちのための共有キッチンとリビングもあります。自分のものは自分で用意。使った後はその都度お掃除。などのルールを住人たちで決めました。この屋根裏空間、とても居心地が良くて、日中はここでリモートワークしている人や、夕方はくつろぎながらニュースやスポーツ観戦をしている人もいます。